誰もが一人前を目指そうとします。仕事をする上で、ただ指示されたことに従ったり、マニュアル通りに動くといったことよりも、自分で考えて行動できるようになり、まず一人前への第一歩を踏めるというものです。
エンジニアも同じであり、もちろん最初のうちは指示に従うことが多いでしょう。しかし仕事のことについて自主的に学んでいこうとする姿勢は何より大切な心構えです。先輩や上司から言われたことを忠実にこなすことも確かに大事ですが、そればかりだとどうしても当事者意識を持つことができません。
依頼されたことをそのままこなすのではなく、どういう意図で依頼されたのか、あるいは相手が何を求めているのかということを考えながら仕事に臨んでみましょう。
エンジニアはクライアントから依頼された仕事をしっかりとこなさなければなりません。その時、クライアントが何を欲しているのかを考えることは、高いパフォーマンスで仕事を完了させるためには不可欠なことです。そしてそれをクライアントとしっかり相談しながら探っていくという姿勢も大切です。わからないところがあったら、クライアントとともに解決のためのビジョンやコンセプトを漏らさず共有していく心構えで仕事に臨みましょう。
そしてそうした共有はクライアントの間だけでなく、プロジェクトを行うチーム内でもはかられなければなりません。男性ばかりで女性が少ないエンジニア職ですが、チームワークを考えて行動していくという姿勢も意識してみるといいかもしれません。